棒に通して遊んで、いろいろ学べる木のおもちゃ

トリオスタッキングは「棒通し」や「スタッキングトイ」という呼ばれるおもちゃ。

大、中、小の3種類のディスク型のパーツを棒に通して遊ぶシンプルな木のおもちゃです。
指先の巧緻性（こうちせい）を鍛えたり、「かず」「大きさ」「順番」など学習に必要な能力も育んでくれます。

1歳頃からおすすめです。

「つかんではなす」から、細かい作業へ

1歳頃には、積み木やブロックなどを「つかんではなす」遊びが上手にできるようになってきます。

「つかんではなす」ができるようになると、入れ物に積み木を「入れる、取り出す」といった動作をくり返したり、積み重ねてみたりと少しずつ複雑で繊細な動きもできるようになってきます。

穴と棒をよく見て、目と手の協応性を鍛えよう

棒通しのように、穴の開いたパーツを棒に通すのは子どもには難しいものです。

穴をしっかりと確認して、狙ったところに入れなければいけないので、目と手の協応性が必要になります。

トリオスタッキングは、大、中、小のパーツを棒に通します。
大きさの違うパーツをつまんだ時、指と穴の位置はそれぞれ距離が違いますよね。

同じ棒に通しても、パーツの大きさによって感覚が変わるので、遊びながら手指の巧緻性（こうちせい）や力加減、集中力、距離感を鍛えてくれます。

まずは1個通してみよう！

最初は、1個通せたら十分。
パーツを通したら、それを棒から抜いてみましょう。

いろんな大きさのパーツで「通す」「抜く」を繰り返すことが大切です。

いろんなパターンで遊び方は無限大！

棒に通すことに慣れてきたら、今度は大きさや色などでグループ分けをしたり、同じ順番で通してみたりと、いろんなパターンで遊ぶことができるようになってきます。

遊び方は自由なので自分のアイデア次第でいろんな遊びができ、思考力や創造力を育んでくれますよ。

ルールを作って遊んでみよう

3歳頃になると、ルールのある遊びができるようになってきます。

「一番大きいのを一番上にしてみて」
「白色の小さいのだけ、ここの棒に重ねてみて」

大きい、小さいを理解してきたら、簡単なルールで重ね方を指示してあげてみてください。

言われたことをする。決められたことをする。ということは、理解力に繋がり、今後の学習にも役に立つはずです。

大きくなったら、数学的な遊びをしてみよう！

トリオスタッキングは、実は非常に数学的な遊びができるおもちゃなんです。

「ハノイの塔」という遊びを知っていますか？昔からあるパズルゲームです。
「ハノイの塔」ゲームに必要なのは、大、中、小のパーツ3枚と、土台パーツだけ。
トリオスタッキングでもできます。

ルールは至って簡単。
1本の棒に大、中、小と重ねているパーツを、一枚ずつ他の二本の棒に移動していきます。
小さいパーツの上に大きいパーツを重ねることはできません。
最終的に、最初に積んでいたのと同じように別の棒に大、中、小と重ねられたらOK。

ルールを理解するまでは少し難しいかもしれませんが、根気よく何回も繰り返すことで、法則に気付けるようになります。

遊びながら思考力、先を読む力、理解力などの能力を育んでくれる、とってもスゴイ木のおもちゃなんですよ！

大人でもちょっと頭を使うこのゲーム。
ぜひ、子どもと一緒に考えながら遊んでみてくださいね！

紐通しの導入として

ビーズなどを紐に通していく「紐通し」という遊びがあります。
「縫いさし」に繋がる指先の運動を身につけることができるとても大切な遊びです。

棒通しは、パーツを棒にさしていくので、穴が少し大きめです。
紐よりも棒の方がしっかりしていて動かないので、小さい子でもさしやすくなっています。

「紐通し」の導入として、まずは棒通しで「穴に通す」という動作を練習させてあげると、スムーズに紐通し遊びができるようになりますよ。

子どもと自然に優しい安心安全な木のおもちゃです。

トリオスタッキングは、プラントイ社の木のおもちゃです。

100％天然ゴムの木で作られています。

7cm×21cm×7.3cmと、小さめなので子どもでも簡単に持ち上げられます。
ディスク型のパーツは、大、中、小、それぞれ3個ずつの9個あります。

着色料は、オーガニック染料、水溶性塗料など、子どもに安心なものを使用していますので舐めてしまっても安心ですが、小のパーツは小さめなので食べてしまわないように気を付けてあげてくださいね。

商品情報

品名	トリオスタッキング
サイズ	7×21×7.3cm
材質	ゴムの木
メーカー	PLANTOYS（プラントイ）
種別	棒通し／木のおもちゃ／知育玩具
対象年齢	1歳半くらいから