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子どもの自主性や好奇心を育てるモンテッソーリ教具【はさみ】
モンテッソーリのおしごとの1つ、はさみ。
日常の中でも使うことの多いはさみを、教具で体験しましょう。
子どもの「やりたい」や「できた!」という気持ちを育てながら、指先を器用にすることができます。
はじめは大人がゆっくりとお手本を見せてあげよう
初めてはさみを使うお子さんもいるでしょう。
安全に正しく使えるよう、まずは大人がお手本を見せてあげてください。
この時に注意してほしいことがあります。
それは、「とにかくゆっくり動く」こと。
大人の動きは、子どもから見るととても早く感じます。
細かいところは何をしているかわからないことも。
ですから、スローモーションを意識して、ゆっくりとお手本を見せてあげてください。
お手本を見終わったら、次はいよいよお子さんの番です。
【STEP1】一回切りにチャレンジ
はじめに使うのは、細い紙。
一回切りでチョッキンと切れる紙で、はさみの動かし方に慣れていきましょう。
大事なのは、はさみの向きです。
大人がお手本を見せる時に、はさみをまっすぐ前に向けて切るように意識してください。
もし向きが間違っていた場合も、注意したりはしません。
大人が再度お手本を見せてあげて、子どもがみずから気付けるようにしてあげましょう。
【STEP2】長い直線を切ってみよう
一回切りができるようになったら、今度は長い直線です。
チョッキンとはさみを完全に閉じてしまうのではなく、少し開いた状態で切り進めていきます。
これも、大人のお手本が大切。
ゆっくりゆっくり、はさみが閉じ切っていないことに気付けるようにお手本を見せてあげましょう。
言葉にして伝えるのではなく、見て覚えられるようにするのが大切です。
【STEP3】曲線やギザギザを切ってみよう
長い直線が切れるようになったら、いろんな切り方にチャレンジしてみましょう。
曲線、ギザギザ、円など、少しずつステップアップしてみてください。
この時大事なのは、常にはさみの向きを前向きにしておくこと。
はさみは動かさず、紙の方を動かすということを意識してください。
大人も、はさみの使い方を見直すきっかけになるかもしれませんね。
失敗しても間違えてもOK!
うまくいかないところがあると、つい「そこ違うよ」「こうやった方がいいよ」と言いたくなってしまいますよね。
でも、ここはぐっと我慢して。
お子さんが助けを求めてきたら、そっと手を貸してあげたり、もう一度お手本を見せてあげたりしましょう。
途中でやめてしまっても「最後までやりなさい」としなくて大丈夫。
今できたところまでを認めてあげればOKです。
また、モンテッソーリのおしごとは、自分で何をするか選ぶところから始まります。
だから、「今日ははさみの練習をしよう」と大人の都合で与えることはしません。
誘うのはOKですが、なるべく子どもに選ばせてあげましょう。
おもちゃの棚に並べておけば、やりたい時に手に取ることができます。
安全に使えるように気を付けて
モンテッソーリの教具は、本物と同じように刺さったり切れたりするものもあります。
はさみも、同じ。
先端は丸く安全な設計ですが、れっきとした刃物です。
「座っておこなう」「振り回さない」など、注意点ははじめに伝えるようにしましょう。
大人の目が必要な場面も多く、一般的なおもちゃと比べるとちょっと大変な面も。
でもそれだけ、子どもの好奇心や自主性を育てることができる素晴らしいものです。
おすすめは2歳くらいから。
モンテッソーリを家庭に取り入れるきっかけとして、ぜひはさみの教具を考えてみてはいかがでしょうか。
※使われている「クツワ安全はさみ」(http://amzn.asia/9bIsren)は、刃先がカバーされていて、指を切りにくい仕様になっています。
また、小さなお子様はハサミを閉じた後片手で開くことが難しいので、ハサミが開いた状態に戻る補助のバネが付いています。
※練習用紙の色はおまかせとさせていただきますので、ご了承ください。
※モンテッソーリ教具は、ハサミや針、包丁など、危ないものも扱いますので、保護者が使い方(使わせ方)を把握し、お子様に怪我や事故がないよう見守ってください。
▼「切る練習」参考動画はこちら
商品情報
品名 | [2歳-]はさみの練習セット〈モンテッソーリ教具〉Baby Mobile |
---|---|
セット内容 | クツワ 安全はさみ、切る練習用紙 |
種別 | モンテッソーリ教具/縫いさし |
対象年齢 | 2歳くらいから |
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